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ちゃちゃちゃプロジェクト
ここ数ヶ月程前から、ひっじょーに気になる人物が2名いる。
一人は、私が喘息の処方をとりにいく薬局のレジにいるロシア人のおっさんだ。

彼の気になる特徴としては、
1)もち肌のせいだろうか、
   彼の鼻のまわりにあるソバカスが3Dのように浮き出てみえる点。
2)お客との会話のやりとり中、相手の顔を一切みない点。

この2点である。

そして、
もう一人は近隣に越してきたアジア系のねーちゃんである。
彼女の気になる特徴は

1)え?そのアイシャドー、まさかマジックですか?
  え?その肌の色、まさか靴墨じゃないですよね...っと
  ついつい聞きたくなるような昔の渋谷系を彷彿するようなヤマンバメイクをしているという点。
2)挨拶をしてもまるで言葉がわからないといわんばかりに
  思いっきりシカト決め込まれる点。

この2点である。

さて。この2人。
片や、ピロシキ食って育ったもち肌の色白の殿方。
片や、推定年齢10~20代のアジア系女子。
性別はもとより育った場所も違えば年も言葉も違う。
対処的な2人であるのだが、個人をとってみれば、
変態さんがたくさんいらっしゃるこのNYで
これといって別にあっと驚くほどの特徴の持ち主というわけではない。
にも関わらず、なぜ故に私がこの2人に着目したかといえば、
理由はただひとつ。

 『人と目をあわさない』

っという『共通点』があるという点なのだ。

子供の頃から、
『人と会話する時は目をみて話せ』
っと教えられて育った昭和生まれの私としては
どうもこの手の方々に遭遇すると、
どうにかコミュニケーションがとれないものだろうかと
何かしらイジッてみたくなる衝動にかられる性分なのである。
そして、そのいじり心がフツフツとおでんの如く煮えたぎってくると
いつのまにやら私はmy sonが常備握っているマラカスをとりあげ、
彼らの目に入る至近距離に入るや否や
ひそかにチャチャチャっとふってしまうのである。
そう。リズムは当然マンボである。
勿論、小声でウ~~~の間の手も忘れない。 

 ウ~~ちゃちゃちゃっ。

>ゲラゲラゲラ~%8F%CE By my son

 My sonよ。ゆかいか。そうか。たのしいか。そうかそうか。
 かーちゃんはうれしいぞ。

>って、そうじゃねーーーーー。

これでは所詮、子供をあやしている光景にすぎないじゃないか。

.....何をしているのだろうか。自分....%82%AA%82%C1%82%AD%82%E8

すこしばかりそんな自問自答と葛藤はあるものの
やめられない止まらないカッパえびせん。
結局のところ、ここ数ヶ月。
よせばいいものの、このマラカスふりふり大作戦を
自称”ちゃちゃちゃプロジェクト”と称し
ある時はロシア人のおっちゃん相手にレジ前、ナナメ48度角度からきりこみ、
ある時はガングロねえちゃんに道ばたで遭遇した際は背後からそっと攻め込んでみたりと、
それはそれはくる日も来る日も
ストーキング行為のごとくしつこく繰り広げてみたのである。

 そんな私の涙ぐましい努力の結果。

そう、忘れもしない。あれは私の誕生日の次の日。
なんとロシア人のおっちゃんに突然異変がおこったのだ。

  ピクっ。

 おお?

それまでかたくなだった
おっちゃんの右眉が上にあがったのである。

 おおおお!!~~~~~~

まさに握りこぶしをあげオタケビをあげたい瞬間とはこういう時のことをいうのだろう。
だが、こういう場合はしゃいではいけないのである。
あくまでクールに。そして、もう一度確かめるごとく
少しだけ声をボリュームアップして

  ちゃちゃちゃ~~ぁ~~。

すると。

ピクっ。ピクっ。ピクっ。%82%D1%82%C1%82%AD%82%E8

おおおお!!~~~~~~おおおお!!~~~~~~

マユゲ上下運動3連発である。
そして、彼は初めて顔をあげ私に静かにこう言ったのである。

『前から聞きたかったのですが、あなたメキシコ出身ですか?』

 おおおお!!~~~~おおおお!!~~~~おおおお!!~~~~~~%94%8F%8E%E8%81@%83p%83%60%83p%83%60

  そうきたかーーーーーーーー%8AG%95%B6%8E%9A%96%BC%82%F0%93%FC%97%CD%82%B5%82%C4%82%AD%82%BE%82%B3%82%A2

処方箋に記してある名前から私をアジア人とわかっているはずなのに
その切り返し。
確かに私は地黒のせいか夏になると暑い国地方の方に
勘違いされる事が多いのだがそんなこたあ、このさいどうでもよい。
なかなかやるではないか。にくいジョークだ。あんちきしょうだせ。ロシア人。
しかもだ。
どうやら彼の中のではマラカスとメキシコがリンクしてるらしい。
単純だぜ。ロシア人。
おっとこれまた、こんなこともどうでもよい。
この数ヶ月、かたくなに目をみて話す事がないと思われていた人物が
顔をあげて話しかけてきているというこの事実。
3Dのように浮き出てみえたソバカスも
真正面からみればそのもち肌にしっくりなじんでみえる。
 
 >勝った...%8E%E8%82%F0%82%C2%82%C8%82%AE

 私は大満足だった。

そして、勝利の瞬間を噛み締めつつ
私はロシア人のおっちゃんから処方箋をうけとりながら

『私も前から確認したかったのですが
 チャイコフスキーはロシア人ですよね?』

っと、スーパーウルトラトンチンカンな切り返しをし、
また彼の眉が静かにピクピクと動くのを見届けながら
ガッツボーズを小さくかかげ意気揚々と帰宅したのである。
当然。もう一人の気になる人物、
ガングろねーちゃんの存在をすっかり忘れていたのは言うまでもない。.

そして、気がつけば6月。

あれから徐々に会話が成立し、
今や日本の牛とロシアの豚の話まで発展するようになった
ロシア人のおっちゃんとは別に
相変わらず私が挨拶代わりに”ちゃちゃ”をいれても

”あん?あっしは~アジア系とはぜってエー会話しないってきめてますからぁ~的オーラ”

をぶちかましているガングロヤマンバねーちゃんである。

この戦い。どこまで続くは定かではないが、
かたくななロシア人をマラカスふって落とした私なのである。
しかも『成せばなる』ということわざもあるではないか。
とりあえず、私はこの先もマラカスを片手に
このヤマンバーガングロねーちゃんが
にっこりと白い歯をみせるまで挑み続けるつもりである。
っというより、ここまでくるとイジに近いですね。

  ちゃちゃちゃっ。うーっ。

違った意味で今年の夏も暑くなりそうだ..
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【2008/06/03 03:32】 | day book | page top↑
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